大腸カメラ

大腸カメラ

大腸カメラ(大腸内視鏡検査)検査日

診療時間 日・祝
12:30~15:00 × × ×

がんによる死亡原因の中で上位を占めている大腸がんを、早期に発見可能な検査です。肛門から挿入した内視鏡で大腸粘膜をすみずみまで観察します。病変の疑いがある部分を検査中に採取できるため、確定診断も可能です。また、放置していると大腸がんになる可能性が高い前がん病変の大腸ポリープ切除も検査中に行うことができ、大腸がん予防にもつながります。

写真:大腸カメラとは

大腸がんは食の欧米化が進んだ現在、増加し続けています。食生活だけでなく、加齢や飲酒、喫煙、運動なども大きくかかわっており、日本人のがんによる死亡率で大腸がんは現在、男性の第3位、女性は第1位を占めています。さらに、2020年には発症率や死亡率で男女とも第1位になると予測されています。大腸がんは進行してしまうと死亡する確率が高くなってしまいますが、早期発見した場合には完治が可能です。しかも、日常生活やお仕事にも大きな影響を与えずに治療できます。また、大腸がんは前がん病変であるポリープから発生することが多いため、ポリープ切除も大腸がん予防には大きく役立ちます。ただし、早期の大腸がんには自覚症状がないことがほとんどであり、一般的に行われている便潜血検査で発見することは困難です。
早期の大腸がんやポリープを発見できるのは内視鏡検査と大腸CT検査だけです。内視鏡であれば検査と同時に前がん病変であるポリープ切除も可能です。大腸内視鏡検査を定期的に受ける方が増えれば、大腸がんで亡くなってしまう方の数は減少させる事ができるのです。当院では、できるだけ多くの方に定期的な大腸内視鏡検査を受けていただくことで、地域の健康と生活の質を守るお手伝いをしたいと考えています。そのために、最新機器や洗練された手法の導入、豊富な検査経験をもとに楽に受けられる内視鏡検査を行っています。リスクの高くなる40歳を超えたら、大腸カメラをご検討ください。

  • 腹痛が起こるようになった
  • 腹部にしこりがある
  • お腹が張りやすい
  • ダイエットしていないのに急に体重が減ってきた
  • 便に血や粘液が混じる
  • よく下痢や便秘になる
  • 便秘と下痢を繰り返す
  • 便が以前より細い
  • 排便回数が増えた
  • 残便感があり、すっきりしない

内視鏡検査と検査中の組織採取により、早期・進行大腸がん、大腸がんの前がん病変であるポリープ、そして腸に炎症や潰瘍を起こすさまざまな病気の確定診断が可能です。前がん病変であるポリープ切除も同時に行えますので、大腸がんの予防にもつながります。

大腸がん発症のピークは60歳代であり、リスクが上昇しはじめるのは40歳です。そこで、当院では40歳になったタイミングで内視鏡検査を受けることをおすすめしています。ただし、下記に紹介した大腸がんリスクが高い方は、それより前に内視鏡検査を受けてください。

大腸がんリスクが高い方

  • 大腸にポリープがある
  • ご家族に大腸がんになった方がいる
  • 大腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病など)がある
  • 大腸がん以外のがんの既往症がある
  • 食事内容に肉や油分が多い

大腸ポリープは放置しているとポリープの内部から大腸がんが発生することがあります。ポリープはがん化した後、進行がんになります。進行がんになってしまうとリンパ節や肝臓などに転移して命にかかわる可能性がありますし、大変な治療が必要になって日常生活やお仕事に大きな支障を与えることになってしまいます。
ポリープの段階で発見して切除することは、将来の大腸がん予防になります。大きさや形状によりリスクは変わりますが、10㎜以上になる前に切除することが望ましいとされています。内視鏡検査でポリープを発見した場合、その場で切除することが可能です。またすでに大腸がんになっていても内視鏡検査で早期に発見できれば内視鏡切除で完治可能です。ポリープや早期大腸がんであれば、日常生活やお仕事にほとんど影響なく治療が可能であり、完治できるのです。

日帰り大腸ポリープ切除はこちら

スケジュールを決める前に

大腸になにか残っていると内視鏡検査で確認できない部分ができてしまうため、検査前日から下剤の服用を行います。また、検査でポリープ切除などが行われる可能性もあります。検査後数日以内に旅行やハードなスポーツの予定を入れることはお勧めできません。検査スケジュールを決める際には、こうしたことを考慮する必要があります。

検査前日

前日は、消化の悪いものを避けた食事をとってください。特に海藻類、ひじき、きのこ類、果物、こんにゃくなど食物繊維が多いものは食べないようにしてください。
便秘になりやすい方は数日前からお薬を服用した方が当日の前処置がスムーズに進みますので診察時にご相談ください。
前日の夕食は21時までにすませ、錠剤の下剤を2錠服用します。アルコール摂取の制限は特に行っていませんが、これも21時までにしてください。

検査当日

2リットルの洗腸下剤を内服します。

院内での下剤服用について

下剤の飲用は基本的に院内で行っております。テレビ コンセント 専用トイレを用意した個室でゆったりお過ごしいただけます。ご不安がありましたら呼び出しボタンを押していただくとすぐにスタッフがうかがいます。検査までの前処置をできるだけ快適に過ごしていただけるようにしております。

自宅での下剤服用について

過去に大腸カメラを受けたことがあり、当院まで15分以内で来院できる方は自宅での下剤服用を選ぶことができます。検査予約時に前日服用の2錠の下剤と当日服用の2リットルの下剤を持ち帰っていただきます。当院のスタッフがお電話で排便の回数や性状をおたずねし、検査開始可能かどうかを判断します。開始時間に来院していただき、お着替えの後検査を開始します。

下剤(腸管洗浄剤)を選べます

内視鏡検査自体は楽だったけれど、下剤をたくさん飲むのがつらいという方もよくいらっしゃいます。味や臭いが気になる方のために、当院ではビジクリアという錠剤の腸管洗浄剤をご用意しています。水分の総摂取量は変わりませんが、お好みの味の水分(持参していただきます)で錠剤を内服していただけるため、下剤服用の不快感が軽減されます。ご不安がありましたら、なんでも遠慮なくご相談ください。

Step1. 前日

夕食は21時までにすませて下さい。お休みの前に下剤を2錠服用していただきます。

Step2. ご来院

朝食は摂らずにAM9時にご来院ください。2リットルの下剤を約2時間かけて飲んでいただきます。服用開始後30分ほどで便意が始まります。
ご自宅で服用される方はAM7時から服用を開始していただきます。

Step3. 検査

検査着に着替えていただき、検査を開始します。検査の所要時間は10分~20分程度です。

Step4. 休憩

麻酔下大腸カメラを行った方は1時間程度ベッドで休んでいただきます。麻酔を使用していない方の休憩は不要です。

Step5. 結果説明

検査時の画像をご覧いただきながら医師から結果の説明を受けます。

Step6. ご帰宅

受付でお会計の後、ご帰宅となります。

大腸カメラ費用

1割負担 2割負担 3割負担
検査のみ 約2,000円 約4,000円 約6,000円
病理診断を行った場合 約3,000~6,000円 約6,000~12,000円 約10,000~20,000円
ポリープ切除術を行った場合 約7,000~10,000円 約13,000円~20,000円 約20,000~30,000円

病理診断やポリープ切除術は大きさ、個数などで金額が変わります。

2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年
大腸カメラ実施件数 183件
215件 246件 295件 235件 217件
内視鏡的大腸ポリープ切除術 68件 77件 84件 106件 116件 93件