大腸CT

大腸CT

大腸CT検査 検査日

診療時間 日・祝
12:30~15:00 × × ×

大腸CTとはCTを用いた最新の大腸の精密検査方法です。
従来の精密検査である大腸内視鏡と比較して苦痛をかなり軽減することができます。
ガスを大腸に注入し大腸を拡張してからCT装置で腹部のCT撮影を行います。
その撮影データから大腸の3D像を作成するため、実際の内視鏡を挿入せずに内視鏡検査に類似した大腸画像が得られる検査方法です。
大腸がんやポリープなどの腫瘍の診断を目的としています。詳細な色合いや表面の構造については内視鏡画像のほうが詳細に観察できますが、病変の存在を診断する性能についてはかなり正確に診断できるようになっています。

比較画像:大腸カメラと大腸CT

写真:大腸CTとは

前処置の負担軽減

タギング(後述)をすることで下剤の内服量を減らしても大腸内視鏡と同程度のポリープ検出能力があります。腸管洗浄剤の内服は受診者が最も苦痛を感じる検査工程の一つですので、受診率にもかかわってくると思われます。低侵襲な検査ですから、抗凝固薬の内服を中止する必要はありません。鎮痙剤や鎮静剤を使用する必要がないため車を運転して来院し、検査後自分で運転して帰宅することができます。

検査自体の負担軽減

検査時間は2体位の撮影で5~10分で終了します。内視鏡のように施行する術者の技量によって、検査時間や苦痛の程度が変わることはありません。細くて柔らかいチューブを肛門から数cm挿入し、2酸化炭素ガスを注入し、CT撮影するのみで検査は終了します。内視鏡を物理的に大腸深部まで挿入されて検査することと比較すると苦痛は少ないと思われます。また検査に伴う合併症が非常に少なく安全な検査方法です。

診断上の利点

診断において大腸CTが優位な点もあります。内視鏡では治療すべき病変の5~10%が見逃されていることが知られています。日本の臨床試験でも内視鏡で見逃されていた病変を大腸CTで指摘した例も報告されています。内視鏡が通過できないような腫瘤があると、その奥の病変の有無を確認できません。また内視鏡が技術的に難しく挿入できない場合があります。このような場合も大腸CTであれば、大腸全体の評価が可能です。内視鏡では基本的に粘膜面の観察に限られますが、大腸CTは腸管壁全層の評価が可能です。例えば脂肪腫であれば内部CT値が脂肪濃度と一致することを確認することで脂肪腫であると確定診断できます。